阪神・小野、無念のプロ最短三回途中KO プロ1年目、11度目の先発も勝てず
「阪神-広島」(15日、京セラドーム大阪)
先発マウンドに上がった阪神・小野泰己投手が、被安打7、5失点でプロ入り最短となる2回1/3でKOされた。
立ち上がりから直球が走らず、田中、菊池の連打で無死一、三塁のピンチを招くと、丸にカウント2ボールから甘く入った真っすぐを右翼席へ運ばれた。いきなりの先制3ランでリズムを崩すと、二回以降も不安定な内容が続いた。
2-3の三回に先頭・丸への四球から無死二、三塁のピンチを招くと、松山に中前適時打を許して再びリードを3点に広げられた。さらにエルドレッドには死球を与え、西川を三振に仕留めたところで金本監督が交代を告げた。
プロ2戦目となった5月28日のDeNA戦で3回6失点KOがあり、今回はプロ最短での降板。蓄積疲労などが考慮され、8月2日以来となる先発マウンドとなった新人右腕は、11度目の先発でもプロ初星をつかむことはできなかった。