藤浪、投手の打順で降板 4回2/3を3失点7四死球、制球苦しむ
「阪神-広島」(16日、京セラドーム大阪)
5月26日のDeNA戦以来となる1軍マウンドに上がった阪神・藤浪晋太郎投手が、五回途中3失点で降板。先発の責任を果たせなかった。広島の先発・大瀬良の打順というタイミングでの降板だった。
初回に1死満塁から松山に先制の左越え適時打を浴びたが、後続を連続三振に仕留めてピンチを脱出した。
しかし二回、1死から投手・大瀬良の左肩付近に死球を与えてからリズムが狂いだした。三回には先頭・鈴木への四球からピンチを広げ、西川、安部の連続適時打で2点を失った。
四回2死から菊池に死球を与えた場面ではホームプレート付近で両軍がにらみ合う事態へと発展。五回には安部の内野安打と2四球で2死満塁のピンチを招き、投手・大瀬良を迎えたところで金本監督に交代を告げられた。
投球内容は4回2/3で被安打7、奪三振4、四球5、死球2、球数107。ベンチでは悔しさから唇をかみしめていた。