糸井が復帰後初安打 阪神が初回に3点を先制 先発の秋山を援護
「中日-阪神」(18日、ナゴヤドーム)
阪神が初回、糸井の復帰後初安打から3点を先制した。
この回、2死走者なしで糸井が打席に立った。2ボール1ストライクから4球目、低めのフォークをフルスイング。強烈な打球が右翼線を襲い、二塁打とした。続くロジャースの四球を挟み、中谷の右前適時打で二塁から生還。先制のホームを踏むと、ベンチに戻って笑顔でナインとハイタッチを交わした。
先制打の中谷は「打ったのはストレート。パンダが四球をとってくれた後だったので、ストライクゾーンなら積極的に打ちにいこうと思っていました。詰まってしまったのですが、初球から積極的に打ちにいけたことがいい結果につながったのかなと思います」と振り返った。
さらに鳥谷の四球を挟み、2死満塁で大山。初球、高く浮いたスライダーを狙った。打球は三遊間を破り、一気に二走・中谷も生還。3点を先制し、ルーキーも「打ったのはスライダー。浮いてきたボールは積極的に打ちにいこうと思って打席に入りました。しっかりとヒットゾーンに打ち返せてよかったです」と納得の表情だ。
糸井は右脇腹筋挫傷で、7月18日に出場選手登録を抹消。約1カ月のリハビリ期間を経て、前日17日の広島戦(京セラドーム)から1軍復帰していた。同戦は代打で空振り三振。この日、「3番・右翼」でスタメン復帰し、初打席でチームに流れを呼んだ。