「7番一塁」で先発の大山 4試合連続安打の同点適時打

2回、中前に同点の適時打を放つ大山
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 「中日-阪神」(19日、ナゴヤドーム)

 阪神が1点ビハインドの二回、大山の中前適時打、梅野の左犠飛で逆転した。

 この回、1死から中谷が死球で出塁。続く鳥谷は3ボール1ストライクから四球を選んだ。1死一、二塁。ここで大山が打席に立った。打撃の状態を買われ、中日の先発が右腕・若松でも「7番・一塁」で先発出場。1ストライクから2球目、外寄りの133キロを狙った。

 「打ったのはストレート。初球にボール球を振ってしまったのですが、上手く切り替えて打つことができました。とにかくランナーをかえすんだという気持ちだったので、打ててよかったです」

 ライナー性の打球が中堅右で弾むと、二走・中谷が一気に本塁生還。同点に追い付くだけでなく一、三塁と好機を広げ、続く梅野の左犠飛で逆転に成功した。「打ったのはストレート。もう1点欲しいところでしたし、最低限ですがランナーをかえすことができてよかったです」と振り返った。

 大山はこれで4戦連続安打。18日の同戦では4号3ランを含む3安打、5打点で勝利に貢献していた。

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