藤浪 前回炎上登板一転 1回1安打無失点で降板
「ウエスタンリーグ、阪神-ソフトバンク」(24日、鳴尾浜球場)
最短10日での1軍再昇格をかけて、阪神・藤浪晋太郎投手(23)が先発。予定通りの1回を投げて、1安打無失点で降板した。
この回、先頭・城所との対戦。2球で追い込むとファウルで粘られたが、2-2からの8球目。外角低めに制球された、この日最速の156キロで見逃し三振に抑えた。川瀬には一、二塁間を破られたが、1軍経験も豊富な長谷川勇をカットボールで二ゴロに抑えた。
上位から3人の左打者が並び、初めての右打者となる4番・塚田との対戦は2死二塁。初球、152キロで見逃しを取るとボールを2球挟み、150キロで見逃しを取って2-2、続く5球目。152キロが指に引っ掛かって、ベース手前でワンバウンドした。捕手・岡崎がうまく処理して、二塁に転送。飛び出した二走・川瀬をタッチアウトした。
結果的に18球を投げて、打者3人に1安打無失点だった。前回22日の同戦では2回を投げて、左打者に2者連続被弾など3安打4失点。「感覚は良かったんで、結果でそれを示したかったんですが」と振り返ったが、この日はきっちりと結果を残した。現状、1軍では27日の巨人戦(東京ドーム)に先発する投手が不在。藤浪を筆頭に松田、福永らも候補に挙がっている。