阪神・青柳、今季初安打でプロ初打点 鳥谷は2000安打にあと10本
「巨人-阪神」(25日、東京ドーム)
阪神が同点に追い付かれた直後の二回、鳥谷の中前打から勝ち越し点を奪った。
この回、先頭で打席に立った鳥谷は1-1から3球目、外角のスライダーを狙った。打球はしぶとく二遊間を抜ける。通算1990安打。節目の大台、2000安打までついに残り「10」とした。
ベテランが口火を切ると、北條が右前打でつなぐ。自己最長となる10試合連続安打。一、三塁とした。続く梅野は空振り三振に倒れたが、青柳だ。バントのサインだったが2度失敗。ヒッティングに切り替えると、外角低めのチェンジアップをフルスイングした。打球は、前進守備を敷いた右翼手・橋本到が必死に背走したが、右中間を破った。
青柳は今季19打席目で初安打、プロ38打席目で初打点。自らを助ける一打を放つと、続く俊介の右前適時打でさらに1点を追加した。俊介は「打ったのはストレート。とにかく次の打者につなげることを考えて打席に入りました。先に追い込まれてしまいましたが、逆らわずに逆方向へ打ち返すことができて良かったです」と振り返った。