阪神の今オフFA補強は投手中心 市場動向見極めへ

 阪神が今オフのFA補強に関し、現段階では投手中心で検討していることが4日、分かった。今後の戦いの中で、現有戦力の来季に向けた上積みなどを見極めた上で、方向性を固めていく。

 目の前の戦いを注視する一方、来季を見据えた動きも並行して行われる。8月下旬には金本監督も交えて編成会議を行い、現段階の方向性を確認した。

 昨年は糸井を獲得したが、今年はFA補強に関して積極的ではない。ただ球団関係者は「ピッチャーに関してはいい選手がいれば」と話し、まずは市場を冷静に見極めることになる。

 他球団の今季FA権取得選手には、日本ハム・中田、西武・牧田らがいる。今後も継続してFA権保有選手の動向をにらみながら、戦略を練っていく。

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