清宮ドラフト1位指名へ 四藤球団社長が明言 3年連続野手1位指名に
阪神・四藤慶一郎球団社長(56)が22日、西宮市内の球団事務所で取材に応じ、この日、プロ志望届を提出することを表明した早実・清宮幸太郎内野手について、今秋ドラフトでの1位指名を明言した。会見を受けての反応では、12球団最速での獲得表明となった。
同社長は会見の映像を見た上で、「大きな夢に挑戦したい、王さんの数字を目標にしたい。厳しい環境でやりたい。素晴らしいコメントだった。野球界にとって、本当にいいことじゃないかなと思っています」と説明。
指名について「既定の方針なので。クジ引きになると思いますけど、1位で指名させてもらおうと思っています。ぜひともね。監督とも話ましたけど、『それでいきましょう』と」と説明。坂井オーナー、金本監督とも同じ意向で、早期の1位指名方針が固まった。
一昨年の高山俊外野手(24)、昨年の大山悠輔内野手(22)に続き、3年連続で野手のドラフト1位指名となる。同社長は「(競合も)承知の上で決めています。注目されている中で、111本も打っているわけですから。ズバ抜けた存在なので。将来性、素材、スケールの大きさでね。4番というのは、ウチの大きな補強ポイントですし」と不変の評価を口にした。