秋山“プレCS”De桑原&筒香警戒「注意して投げたい」
阪神の秋山拓巳投手(26)が26日、甲子園で行われた投手指名練習に参加。先発する27日・DeNA戦(横浜)に向けて、キャッチボールなどで調整を行った。2位死守を掲げる金本阪神。聖地で連敗してムードは下降気味だが、チームの勝ち頭が快投で雰囲気を変える。
CS進出決定は、もう目の前だ。しかし打線が停滞し、足踏み状態。猛追する3位・DeNAとの差は3・5と接近しつつある。そんな中、今季12勝を挙げて覚醒している8年目右腕が、重要なマウンドを託された。
「まずは2位を確保するために貢献したい。立ち上がりに失点することなく、流れに乗っていきたい」
対DeNAは、今季3試合に先発して2勝1敗と勝ち越しているが、防御率4・74と抑え込んでいるイメージはない。特に桑原には8打数4安打、筒香には9打数4安打と、主力打者に痛打されているだけに「注意して投げたい」と警戒心を強めた。
テンポのいい投球で、ここまで貢献してきた秋山。登板時の援護点が5・87と高い数字を誇るのも、それだけリズムよく投げている証拠だ。2試合連続で完封負け中の猛虎打線だが、右腕の投球で目覚めさせることができるのか-。そんな期待も背負いながら、チームの勝利のためにDeNAとの決戦に臨む。