FA取得大和&俊介を慰留へ 複数年契約提示も視野に
2枚
阪神が今季、国内FA権を取得した大和内野手(29)、俊介外野手(30)に対し、近日中にも残留交渉を行うことが17日、明らかになった。複数年契約の提示も視野に、中堅選手2人の流出阻止へ全力を注ぐ。
球団側は両選手に対し、FA権の取得直後から声かけを行っていた。球団幹部は「今季、チームを引っ張ってくれたのは中堅選手。全力で引き留める方針」と明かす。
大和はFA権の行使について「まだ何も考えていない。シーズンが終わってから考えます」と語っていた。出場機会が得られることを最優先に考えており、複数球団が調査に乗り出しているとの情報もある。
俊介も安定した守備力と力強さを増した打撃で、シーズン終盤からポストシーズンにかけて1番・中堅に定着した。この日の試合後には「まだ終わったばっかりなので、何も考えていないです」とコメントした。球団からの提示条件などを踏まえながら、検討していくことになりそうだ。