ドリス 2年連続セーブ王へ意欲 「毎年レベルアップしないと」

 阪神のラファエル・ドリス投手(29)とマルコス・マテオ投手(33)が19日、関西空港発の便で帰国した。今季セーブ王に輝いたドリスは、球団外国人では呉昇桓(現カージナルス)以来となる2年連続セーブ王獲得へ意欲を見せた。

 シーズンが終わったばかりだが、既に来季を見据えた。母国ドミニカ共和国へ帰国の途に就く直前、ドリスが頼もしい言葉を残していった。「来年もまた、チームに貢献したい。毎年毎年、レベルアップしていかないといけない」。契約延長が濃厚な虎の守護神は来季も投手陣の最後の砦(とりで)となることを誓った。

 今季37セーブを挙げ、セ・リーグの最多セーブ王に輝いたドミニカン。来季も同タイトルを獲得すれば、球団外国人では14~15年の呉昇桓以来、2人目の2年連続セーブ王となる。

 今季について「昨オフに右肘の手術をして、1年間投げ切ることを考えてやっていた」と振り返った右腕。古傷に不安を抱えながらの登板が続いた。それでも63試合でマウンドに上がった。「チームを助けられてよかったよ」とうなずいた。

 帰国後は「友達とドミノをしたり、ワインを飲んだりするよ」とわずかなバカンスを楽しむ考えだ。もちろん本業は忘れない。「去年と同じように、しっかりトレーニングをしていきたい」。年内から体を動かし、コンディションを整える。そして来季こそ優勝の立役者となる。

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