高山プレーボール弾 宮崎で最高の再スタート
「フェニックス・リーグ、西武2-3阪神」(20日、南郷スタジアム)
再スタートの号砲を鳴らした。阪神・高山が「1番・中堅」で先発出場。初回に先頭打者初球本塁打を放った。
プレーボールがかかったと同時に、右越えにソロを運んだ。「高山にとってはここからがスタート」と浜中2軍打撃コーチ。18日に宮崎入りしてから初めての実戦で、最高の結果を出した。
1軍は24日から秋季練習を行うが、高山は参加しない。その理由を山田2軍監督代行は「生きた球、実戦の球で感覚をつかんでいくということだと思う」と説明。フェニックス・リーグは北條や原口とともに30日の最終戦まで出場予定だ。
宮崎では優先的に試合に出場し、より多くの打席に入る方向。実戦の中で完全復活へのヒントを探る。