阪神・和田豊オーナー付シニアアドバイザー（５５）が、１１月１日付で「球団本部付テクニカルアドバイザー」に異動することが２４日、発表された。

　和田氏は１５年シーズン限りで監督を退任し、同年１２月に球団史上初のオーナー付シニアアドバイザーに就任。経験豊富な知識を坂井オーナーに伝え、タイガースの成長に尽力してきた。

　新たなポジションについて、高野球団本部長は「チーム運営の中で、（他球団の選手や新外国人などの）映像を見ていただいて、（フロントに向けた）アドバイスを送ってもらうことになる」と業務の一端を説明。トレード、新外国人獲得に動く球団本部に適切な助言を送り、チーム強化に心血を注いでいく。