竹安、才木が紅白戦で猛アピール 金本監督も熱視線
「阪神秋季キャンプ」(5日、安芸市営球場)
来季、開幕ローテの有力候補で、金本監督も期待する2人の若虎が、先発でそろって猛アピールした。白組の竹安は3回を無安打無失点。紅組のルーキー才木は3回を投げて4安打4失点も、最速は151キロを記録した。
金本監督が熱視線を送る中、両投手が火花を散らした。竹安は初回、先頭の西岡にフルカウントから四球を与えたが、以降は危なげない投球。三回には2死走者なしで、北條から内角の直球で空振り三振を奪った。
才木は二回まで無失点に抑えたが三回、1死二、三塁から大山に左前適時打、陽川に中越え2ランを浴び、4失点。それでも、この時期に最速151キロを計測するなど、荒削りながら潜在能力の高さを見せた。
金本監督が熱く期待を寄せ、香田投手コーチも「彼らにとっても重要なキャンプ。当然、実戦もあるから、いいものを見せてほしい」とゲキを飛ばしていた2人。来春の1軍キャンプメンバー入りに向けて、そろって存在感を見せた。