俊介紅白戦で大暴れも FA行使は慎重に?
「阪神紅白戦、紅組1-9白組」(5日、安芸市営球場)
FA権を持つ阪神・俊介外野手(30)が4日、紅白戦で3安打の固め打ちだ。白組の「1番・左翼」で先発出場。チャンスメークに適時打2本、五回には盗塁も記録した。
三回、才木の直球を左前に運ぶと、四回に1死二、三塁で中前適時打。五回は2死一、二塁で右前適時打を放った。「打撃の感触は悪くない」。一定の手応えを口にしながらも、四球を選んだ初回の空振りを反省。「一発で仕留められるようにしたい」と続けた。
片岡ヘッド兼打撃コーチも絶賛する。「何かをつかんだ。それをつかみたくてみんな練習をする」。大和と同じく国内FA権を持つ。「そこは待ってください」としながらも、「スイングの強さを出していくことが課題です」と、飽くなき向上心を持って秋を過ごす。