今オフのFA補強なし 現有戦力底上げへ金本監督「競争です」
阪神・金本知憲監督(49)は14日、FA補強より、現有戦力の底上げでチーム強化を図る意向を明かした。この日がFAの申請期限となり、15日にFA宣言選手が公示される流れだが、市場を静観する考えだ。
「(FA補強は)足らないところだけ最小限にと。できればピッチャーも欲しいですけどね、先発ピッチャーも頭数を考えれば。なかなか交渉できそうなピッチャーもいないし。それが現状です」
昨年はオリックスから糸井をFAで獲得。結果的にチームの戦力アップにつながった。今オフはチームとして投手陣の整備が課題となっているが、FA補強は見送る形に。「先発枠というのは野手のレギュラー枠みたいなものですから。競争です」。藤浪や岩貞の復活や、若手の台頭に期待を寄せていた。