矢野2軍監督 中堅クラスに“自己投資のススメ”「お金使って情報取れ」

 「阪神秋季練習」(18日、甲子園球場)

 阪神・矢野燿大2軍監督(48)が、レギュラーではない中堅クラスの選手へ“自己投資のススメ”を説いた。オフの過ごし方について「自分でお金を使って(トレーニング法などの知識を)自分で取りにいけばいい」と自発的な行動による成長を促した。

 この日は雨天のため、甲子園の室内練習場で今成や岡崎ら秋季練習組を指導した矢野2軍監督。「(必要と思うことを)何でも自分で奪い取るような、そういう気持ちで」と、厳しい口調で発した言葉は来季への期待を込めたものだ。

 自分で見つけ出すことに意義がある。「プロなんだから。自分で情報を取りにいって」。若手とは違い、中堅選手については、自ら新たな課題を見つけて取り組んでいく姿勢を求める。

 オフ期間を利用して増やす“引き出し”は必ず生きる。「オフは鳥谷や福留、嘉男(糸井)みたいなレギュラークラスにはあるけど、ここにいるメンバーにはない」。“無休”での取り組みが飛躍への足がかりとなる。

 密度の濃い時間はレベルアップへの礎。「やることはたくさんある。(成長につながる)オフを過ごしてくると、こちらは思っている」。たくましさを増した姿を楽しみに待つ。

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