才木、藤浪流トレでゴツくなる 来季飛躍へ「参考にしたい」
「阪神秋季キャンプ」(19日、安芸)
阪神の才木浩人投手(19)が19日、好印象を残して秋季キャンプを打ち上げた。今オフは藤浪のトレーニングを参考にし、2年目の来季へ向けて飛躍するために体力強化を図る考えだ。
金本監督が総括の際に挙げた選手は、まだ伸び盛りの19歳だった。「戦力になれるかなという感じはありますね」。若い力は高知・安芸で大きく実った。
明るい未来へ、才木が描くこのオフのプランとは…。「体を大きくしたい」。自分と同じように手足の長い藤浪を参考に、さらなるレベルアップを誓った。「今後どんなトレーニングをされているのか、参考にしたい。参考として聞かせていただきたいです」。藤浪は入団当初から15キロアップしており、才木もそのトレーニング方法を学び、引き出しを増やしていく。
初めての秋季キャンプは良いこと尽くしだった。練習試合で好投できたり、ブルペンでは金本監督が打席に入ってくれたり…。「すごくいい経験をさせてもらったキャンプでした」。最終日を終えた才木は、満足げに振り返った。
「このオフにトレーニングをして、来年のキャンプがどちらかはわからないですが、チャンスがもらえたら成長を見せたい」。来年2月の春季キャンプへ、戦いは続いていく。自らの手でつかみ取れ、才木。安芸切符の次は、沖縄切符だ。