石崎、勝利の方程式へ“侍ツーシーム”習得や 完全マスターで「レベルアップ」

 阪神・石崎剛投手(27)が20日、今オフの課題の一つに“侍ツーシーム”の完全マスターを挙げた。「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」では2試合に中継ぎで登板し、いずれも無失点。日の丸のセットアッパーを担った経験を生かして、来季は虎でも勝利の方程式入りを目指す。

 歓喜の瞬間から一夜明け、石崎の心は18年シーズンに向けられた。「いい球を投げたいですし、もっとレベルアップしていきたいですね」。大舞台で投じたツーシームに手応えを感じている。オフ期間で磨き、投球の幅を広げていく考えだ。

 桑原、マテオら勝ちパターンを担う中継ぎ陣は仲間であり、ライバル。新球、さらに課題のフォークを習得できれば配球の引き出しは増える。進化を遂げることは間違いない。

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