鳥谷、来季も全試合出場「毎年同じ気持ちで」 新人からの記録継続へ
阪神の鳥谷敬内野手(36)が25日、連続試合出場継続へ意欲を示した。ルーキーイヤーの2004年から続く1895試合の数字。「毎年同じ気持ちで頑張ります」。プロ15年目となる来季も、これまで通りの姿をファンに届けていく。
鳥谷敬、背番号1。この日、甲子園で開催された「ファン感謝デー 2017」。名前が呼ばれると、今年名球会入りした男は、大歓声で迎えられた。そしてイベントでは、寒空の下に集まった虎党の前で「全試合出て、チームが優勝できればいいと思う」と誓った。
また「虎トーーク!」では、ファンからの質問でプライベートな一面も!!普段の“お父さん像”を尋ねられ、子供の運動会のリレーに参加した際の出来事を明かした。「真剣に走りました。子供も見ているので、手を抜いているところは見せられない」。ガチンコ、そして優しい“親”の部分を披露し、大いに会場は盛り上がった。
「執念を出して、頑張りたいと思います」
この日発表された「執念」という来季のスローガン。今季は通算2000安打を達成し、コンバートされた三塁でゴールデングラブ賞に輝いた。まだできる、まだやれる。昨季の不振を自らの手で乗り越えた鳥谷。来季もまた1試合ずつグラウンドに立ち続ける。