伊藤隼は300万増の1800万円でサイン 来季は「レギュラー獲り」誓う
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阪神の伊藤隼太外野手(28)が1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1500万円から、300万アップの年俸1800万円でサインした。(金額は推定)
プロ6年目で挑んだ今季は、主に代打の切り札としての奮闘が光った。9月10日のDeNA戦では二夜連続のサヨナラ勝利の立役者に。「今まで味わったことがないような、最高の気分でした」。プロ初のサヨナラ打に聖地は揺れ、伊藤隼自身も酔いしれた。この日も「自分にとっても、チームにとっても大きいこと」と、今季印象に残った試合の一つに挙げた。
今季はキャリアハイとなる73試合に出場し、打率・261。代打での登場は、71試合だった。まさに一打集中、そして少ないチャンスを生かした一年だった。
来季への目標はただ一つ、はっきりと口にした。「レギュラー獲りです。もう一度目指してやっていきたい」。守備、走塁を含めたすべての部分での猛アピール。気持ちを新たに、伊藤隼が来季へ挑む。