坂本、鳥谷への“弟子入り”志願 故障知らずの秘訣を習う
阪神・坂本誠志郎捕手(24)が2日、1895試合連続出場中の鳥谷への“弟子入り”を志願した。今季は故障に泣いただけに、鳥谷ボディーへの進化に意欲を示した。
“鉄人エキス”を吸収して巻き返しを図りたい。今季は開幕前に右手親指を骨折。7月5日に1軍昇格を果たすも、9月20日に今度は左脇腹の筋挫傷で離脱。それだけに坂本はケガに強い鳥谷から教えを請いたい考えだ。
「近くで見ていて(試合までの)準備もすごいですしケガもされない。一番いいお手本がいるので、機会があれば」。間近で見てきた体のケアやトレーニング知識を参考にしたい。
ライバルチーム所属の選手との合同自主トレなどは頭にない。「他球団の選手とやると(対戦時に)情が入ってしまうかもしれない」。あくまで学びたいのは身近にいるチームの先輩から。この日は鳴尾浜でジョギングなどを行い、体を動かした坂本。強靱(きょうじん)な肉体を手に入れ、3年目の来季は正捕手の座を射止める。