梅ちゃん、メッセと開幕バッテリーや 10年城島以来100戦先発マスク目指す

 阪神・梅野隆太郎捕手(26)と中谷将大外野手(24)が3日、東京都新宿区の「リーガロイヤルホテル東京」で開催されたデイリースポーツ主催「2017阪神激励パーティー」に参加した。梅野はメッセンジャーとの開幕バッテリーを果たし、100試合以上にスタメン出場すると宣言。中谷は中堅のレギュラー奪取を誓った。デイリースポーツ評論家・若生智男氏、熱烈虎党のタレント・松村邦洋氏も軽快なトークで会場を沸かせた。

 正捕手奪取を目指す梅野の言葉が、虎柄に染まる大会場に響き渡った。パーティーに参加した371人の熱烈な虎党も、食い入るようにその姿を見つめる。「ファンの前で金本監督を胴上げできるように頑張ります」。来季こそ日本一を成し遂げる。そのために、個人的な誓いを立てた。

 「いいスタートを切れるように、先頭に立ってチームの柱になれるようにやっていきたいです。(開幕バッテリーに)一歩でも近づいて、目標として頑張っていきたいです」

 開幕投手に内定したメッセンジャーの女房役を務める。2年連続3度目の節目のマスクには、他を寄せ付けない自信があった。今季、助っ人右腕が登板した全22試合で扇の要を守り、11勝5敗で防御率2・39。「1年目から組ませてもらい、配球だけではなくてテンポとか、間とかも勉強させてもらいました」。揺るぎない信頼関係を結果に結びつける。

 さらに、来季の目標として100試合スタメン出場を掲げた。17年シーズンは自己最多の90試合に先発出場し、盗塁阻止率はリーグ2位の・379。存在感を示したが「確実に正捕手を取ったと言われるくらいのポジションに、少しでも近づきたいです」と慢心はない。志を果たせば、阪神では10年の城島健司以来8年ぶり。文字通りチームの中心選手となって、粉骨砕身でまい進していく覚悟だ。

 パーティー中に行われたトークショーでは、選手会長としての意気込みも語った。「個々の力が発揮できるような、そういうチームにしていきたいです」。主将・福留と協力し合い、リーグ連覇を達成した広島を理想に、最強軍団構築に思いをはせる。母校・福岡工大城東の1学年後輩、副会長の中谷とも連携していくと誓った。

 「一番頼りにしていますから」

 坂本、原口らとのレギュラー争いはし烈だが、目標はしっかりと視界に捉えている。マイクを持ち、虎党の前で約束した「日本一」。猛虎の正妻として、夢の頂をつかみ取る。

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