ドラ2・高橋遥 歌手デビューの戦友と亜大魂で共闘 将来は登場曲も
亜大硬式野球部の60周年記念パーティーが9日、都内のホテルで行われ、阪神のドラフト2位ルーキー・高橋遥人投手(22)=亜大=らが出席。来年2月にプロとして歌手デビューを果たす同級生・小山翔吾投手(22)と共闘し、将来的には登場曲を使用する考えも明かした。
厳しい練習を一緒に乗り越えてきた同級生が歌う姿を、高橋遥は目に焼き付けていた。パーティーの壇上で歌手デビューすることを紹介され、熱唱した小山。同じ静岡県内の高校からともに亜大へ進学し、寮生活では隣同士の部屋で苦楽をともにしてきた間柄だ。
ポジションも同じ投手。「すごくいいヤツですので。お互い頑張りたいと思っています」と高橋遥は力を込めた。登板時の登場曲として小山の歌を使うかの問いには「今はまだそこまで考えていませんが、将来的にそれができたらと思います」と前向きな思いを語る。
異業種で頂点を目指す級友に負けないよう、プロでも大学時代に培ったハードな投げ込みを継続する考え。1日最多で400球、キャンプでは1クール6日間で1200球を投じ、実力を培った。
「毎日投げないと不安になる部分もある。しっかりプロでも投げ込みたい」と語った高橋遥。歌の世界でトップを目指す同級生の志を胸に、厳しい生存競争を勝ち抜く。