ロサリオ、ウインター・リーグ出場取りやめへ 特例で今週末が期限
阪神の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手(28)が、ドミニカ・ウインターリーグ出場を取りやめることが14日、分かった。故障を危惧する球団は、すぐにでも出場回避させる意向だったが、本人の強い意志を尊重。“特例”で今週末までを期限とした。
13日、正式に来季の契約締結を発表。現在、同リーグ参戦中の新助っ人について谷本球団本部長は「あと2試合くらいは出たいという話なので」と説明。「韓国より日本のプロ野球のレベルが、高いだろうという認識で取り組んでくれているようなのでね。そこは尊重したいです」と続けた。
ただ、待望久しかった大砲の獲得で、球団としても来季に向けて万全を期したいだけに、話し合いで今週末を期限とした。来日時期については「契約の中に盛り込んでいます。遅刻厳禁もです」と説明した。ロサリオはこの日(現地時間13日)、エスコヒード戦に「5番・DH」で出場。4打数2安打の活躍だった。