阪神の陽川尚将内野手（２６）が２１日、“鳥谷超え”の先にあるレギュラー奪取を誓った。この日は才木と伊丹市のイベントに参加。「内野手全員やっぱりライバルなので、抜いていかないと１軍には残れない」。勝ち残りへ静かに闘志を燃やした。

　２年連続となるファーム２冠も、もはや屈辱と言えるかもしれない。参加者からの質問コーナーでは「２軍では…」と始まってから、１軍での活躍を問われた。だからこそ、大きな存在である先輩の名前を挙げた。

　「同じポジションなので、鳥谷さんを抜いていかないとレギュラーというのは見えてこない。その気持ちは常に持って、オフシーズンをしっかりやっていきたい」。来年は５年目。それだけの覚悟はできている。