秋山「火曜日に投げる」絶対的エース宣言 相手エース格と投げ合い「燃える」
阪神・秋山拓巳投手(26)が23日、“火曜日の男”になることを誓った。この日は大阪市内のホテルで行われた「阪神タイガースプレミアムクリスマスパーティー」に参加。今季12勝でチームの勝ち頭となった右腕は来季、その週の最初の試合で、相手エース格と投げ合う可能性が高い火曜日での登板を希望した。首脳陣から信頼される絶対的エースへ、さらなる進化を目指す。
強敵から逃げない。挑むのだ。さらなる進化を遂げるために。「火曜日に投げたいなという気持ちはあります」。今季ブレークを果たした秋山は、言葉に力を込めた。
プロ野球は通常、月曜日が空き日で、火曜日がその週の最初の試合になることが多い。そのため火曜日に勝つか負けるかでチームの一週間が左右される可能性が高く、各球団はエース格を投入する。
すなわち火曜日の先発投手はチームの中心的存在でもある。秋山自身も「チーム内で一番信頼されているポジションだと思うので」とうなずく。今季6連戦もしくは5連戦の頭に登板した回数は9回で、チームトップの数字。4月25日火曜日のDeNA戦(甲子園)で見せた7回2/3、1失点の好投を契機に、5月、6月は火曜日を独占した。来年はそれ以上を目指す考えだ。
5月9日火曜日の巨人戦(東京ドーム)では絶対的エースの菅野と投げ合い、7回2失点。巨人の4戦連続完封勝利阻止に貢献した。「他の投手がそうじゃないって訳ではないですけど、特に燃えるものはあった」。好投手との投げ合いが、右腕の野球人としての血をたぎらせる。
来春キャンプで首脳陣からの信頼を、より強固なものにするために今オフはショートダッシュを中心に練習に励んでいる。来季は“火曜日の男”として、菅野らに食らいつく。そして「その中で自分も成長していきたい」と決意を示した秋山だった。
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