阪神、来季戦略担当を設置 相手分析にトラックマン活用へ
阪神は28日、仕事納めを迎え、年内の球団業務を終えた。谷本修球団本部長(53)は来年から球団本部に戦略担当を設置し、導入が決定しているトラックマンを主体としたデータ分析を進めていく考えを明かした。
「データを使ってチームをサポートする戦略担当を置きます。担当者だけでなく、全員で協力しながらやっていく」との方針を示した同本部長。自軍の分析だけでなく、他球団の弱点などについても戦略担当とスコアラーチームが手を携えながら進めていく見通しだ。
担当者には前国際担当スカウトで、現場で通訳の経験もある人材が配置される予定。日本選手だけでなく外国人選手に対しても、データをスムーズに渡すことができるメリットがある。
他にもタイガースアカデミーの創設など「新しいこともいろいろとやっていきます。やりがいのある1年にできるように」と職員を前にあいさつした谷本本部長。2018年は新たな球団改革を推し進めていく。
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