坂井オーナー、近日中に金本監督と新年会 一体感出しまっせ!
阪神電鉄本社が4日、仕事始めを迎え、阪神の坂井信也オーナー(69)が近日中に金本知憲監督(49)と新年会を行うプランを明かした。
指揮官への年賀状に「頑張ってください」としたためた虎の総帥。「近々、監督本人とも話をしますので」と、新年会で今シーズンへの期待感を伝える方針だ。
05年以来、13年ぶりの優勝を目指す上で欠かせないのが一体感。「うちの社長も頑張れと言っていますので。年始のインタビューを見ていると、同じように考えてもらっているのかなと思います」と現場、フロント、本社が意思統一を図れていると手応えを感じている。
「期待も高いですし。前評判では3位というところが多かったんやけど、本当に紙一重やと思っています」と昨季の戦いぶりや他球団のオフの補強を見て、実力は拮抗(きっこう)していると判断。虎は課題だった外国人補強で、メジャー通算71発、韓国・ハンファで2年連続3割30発100打点をクリアしたウィリン・ロサリオ内野手を獲得した。
優勝へ足りなかった部分を着実に補強できているからこそ、残す課題は現有戦力の底上げ。昨年末、坂井オーナーは2018年の一字に「腕」を掲げたが、復活を期待した藤浪もこの日の自主トレで同じ「腕」の文字を今年の漢字に挙げた。
その事実を報道陣から伝え聞くと「ありがとうと言っておいてください(笑)。でもちょっとマジメに考えすぎるところがあるからね」と笑みを浮かべた総帥。18年シーズンへの確かな期待感はファンも、そして坂井オーナーも実感している。