野村克也氏、阪神時代ともに戦った新庄を「間違いなく変人」
野球評論家の野村克也氏が8日、テレビ朝日系「ファン1万人がガチで投票!プロ野球総選挙」に出演し、阪神監督時代の中心選手、新庄剛志外野手について、「間違いなく変人」と言い切った。
同番組はプロ野球史上もっともスゴイ選手をアンケート調査で「野手」「投手」部門でそれぞれ決めるもの。
野手部門の17位にランクインした新庄について、野村氏は「彼は好きなようにやらせていた。管理野球とか、色々と注文を付けると、彼のいいところが全部消えちゃいますから。彼だけは別扱い」と自由なプレーを認めていたことを明かした。
実際、野村氏が監督を務めていた1999年6月12日の巨人戦(甲子園球場)では、延長十二回1死一、三塁の場面で、敬遠球を打ち返してサヨナラ打とするなど、現役時代はファンの度肝を抜いた。
共演者からは「どんなアドバイスをしてきた?」と問われたが、野村氏は「アドバイスしても効き目はありません」と切り返し、スタジオは笑いに包まれていた。