金本監督「楽しみ7割」選手の上積みと自覚“顔”見て実感

 阪神・金本知憲監督(49)が1月31日、チーム宿舎内での全体ミーティング後に取材に応じ、チームとしての昨年以上の期待を明かした。昨年のキャンプイン前日には楽しみと不安が五分五分の状態だった中、不安を上回る「7割の楽しみ」を胸に、1日からのキャンプを迎える。

 「両方あるけど、去年は半々だったのが今年は7割楽しみやね。7割楽しみで、3割がいろんな不安、ちゃんとオフにやってたのかなとか。7・3ぐらいで楽しみです」

 ミーティングに臨んだ選手の表情が、頼もしく映った。積み上げてきた成果と選手の自覚を感じ取れた。増えた楽しみの要因は「2年前よりは選手の層が上がってきてると思う」という部分。残りの不安は、どういったオフを過ごしたかというところだが、大きな心配はない。

 「(選手は)やる気に満ちた顔もありますし、やることやったという自信に満ちた顔もありましたし。一皮むけて、吹っ切れたような表情をした選手もいましたし、非常に明日から楽しみですね」

 1日から実際に選手の動きを見る中で、シーズンに向けた「楽しみ」がさらに大きくなるかどうか。また、指揮官としてどれだけ伸ばせるか。すべては優勝のためだ。

 「(選手には)勝つために、優勝するためにやっていくぞ、と。いい時も決しておごらず、悪い時もくじけたりあきらめたりしないで1年戦っていく、ということは言いました」と金本監督。前向きな期待を胸に、3年目の幕開けを迎える。

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