金本監督 キャンプ初日迎え力強くあいさつ「頑張っていきます!」
「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
阪神が沖縄・宜野座村でキャンプインした。金本知憲監督は午前9時41分に球場到着。前夜の雨が早朝には上がり、晴天の中で初日スタートとなった。
午前10時の練習開始前には、宜野座村主催の歓迎セレモニーに臨んだ。揚塩健治球団社長、梅野隆太郎選手会長とともに花束を贈られた指揮官は「今シーズン、タイガースが優勝するためのキャンプを、1カ月間やっていきたいと思います。しっかりと耐えて、セ・リーグチャンピオンになれるよう、頑張っていきます!!」と力強くあいさつした。
メジャー通算71本塁打の大砲、ウィリン・ロサリオ内野手(28)を筆頭に、ドラフト1位の馬場皐輔投手=仙台大=、同3位・熊谷敬宥内野手(22)=立大=同4位の島田海吏外野手=上武大ら新戦力も加わって挑む2018年シーズン。昨季のリーグ2位から13年ぶりのリーグ優勝に向けて、2月28日までの長いキャンプがスタートした。
また、セレモニー前には、1月4日に膵臓癌で死去した元監督の星野仙一氏(享年70)を追悼し、全員で黙とうをささげた。沖縄・宜野座村での春季キャンプがスタートした2003年当時の監督。バックスクリーン後方に掲げられた球団旗を半旗にし、故人を偲びながら初日の練習が始まった。