鳥谷は実戦より二塁守備練習 リクエスト制度に備え金本監督が方針

 「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)

 阪神の金本知憲監督(49)が14日、二塁へコンバートする鳥谷敬内野手(36)について、実戦出場よりも二塁の守備練習を優先させる考えを明かした。

 キャンプも中盤を過ぎ、主力の実戦出場も始まってくる時期だが、指揮官は「その前にもうちょっとノックを受けた方がいいんじゃないかな」と言う。二塁への適性は侍ジャパンで守った13年のWBCで実証しているが、今季からリクエスト制度が導入される。併殺プレーなどでベースタッチを確実にしなければ、判定が覆る危険性がある。

 二遊間でタイミングの合わせ方、ベースの踏み方などの確認が必要となるため「そうしないと鳥谷がリクエストされちゃうからね」と久慈内野守備走塁コーチ。第4クール以降の特守についても「その可能性はあるよ」と示唆した。

 本人は「言われたところでやるように準備するだけ」と以前から語っており、球界屈指の名手が再び基礎から作り上げていく。

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