鳥谷、二塁転向に最初「できるかな?」も…楽しみながら挑戦へ
「阪神春季キャンプ」(15日、宜野座)
二塁コンバートが決まっている鳥谷敬内野手(36)が早出特守に臨んだ。遊撃に入った糸原、植田と交互に約40分間、久慈内野守備走塁コーチのノックを受けた。コンバートに対しては「最初、できるかな?という感じだった」と複雑な思いも抱えたというが、「楽しみながらやりたい」と前向きに取り組んでいる。
序盤は正面のゴロと一、二塁間のゴロを一塁へ送球し、中盤からは二塁送球を繰り返した。最後は3球連続のノックを3セット受け、華麗なグラブさばきを見せると、スタンドの観衆から大きな拍手が起きた。
90球を受けてミスは2度。二塁は13年WBCで守った経験もあり、今後に期待ができる動きだった。「まだ慣れるところまではいっていないけど、練習して、技術を上げられるようにしたい」と語る鳥谷。「最初、できるかな?という感じだったんですが、言われたからにはしっかりやりたい」と取り組んでいる。
「毎年挑戦」と語るベテランは「ポジションが変わるのは難しいですけど。逆に楽しみながらやりたい」と前向きに語った。