ドラ4島田&植田が魅せた 快足競演で7得点演出 高代コーチ「2人とも使える」
「練習試合、阪神10-1楽天」(16日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
ドラフト4位ルーキー・島田海吏外野手(22)=上武大、植田海内野手(21)の快足1、2番コンビが16日、楽天との練習試合で自慢の走力で攻撃の流れを生み出した。
最初にアピールしたのは島田だ。1点を追う四回、相手の失策で出塁。1死後、中谷の打席で2球目にスタートを切った。「自分でずっとタイミングを計っていたんですが、なかなか切れなくて。もっといいスタートが切れたと思う」と言いながらも二塁を陥れ、対外試合初盗塁をマークした。
カウント0-1でバッテリーがウエストなどいろんな選択肢が取れる中、敢然とスタートを切り「そういう部分でチャレンジできたことはよかったかなと思います」と島田。ロサリオの逆転2ランを呼び込むと、2番・植田も負けていない。
六回1死から右中間へ痛烈な打球を放つと「アウトになってもチャレンジしたかった。いいスライディングができた」と、強肩で鳴らす楽天・オコエの送球よりわずかに早く二塁へ到達しチャンスメーク。これが一挙7得点のビックイニングにつながった。
金本監督も「島田、植田もいい走塁をする」と目を細め、高代作戦兼総合コーチも「2人とも試合で使えるレベルに来ている」と断言。目標とする開幕1軍へ、大きく前進したことは間違いない。
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