横田、支配下再登録へアピール弾 2度目フリー打撃で柵越え
「阪神2軍春季キャンプ」(21日、安芸)
支配下再登録を目指す阪神の横田慎太郎外野手(22)が21日、2度目の屋外フリー打撃を行った。73スイングで、柵越えは1本。2軍首脳陣の前で、初お披露目となった。
静まりかえった安芸市営球場。グラウンドで見つめる2軍首脳陣、スタンドから見つめる虎党…全ての人が固唾(かたず)をのんで見守っていた。約15分間。横田がランチ特打で、汗を流した。
一、二塁間を破る鋭い当たり、フェンス直撃の大きな打球。そして52スイング目だった。トレーナーの「いったぞ、これ」の“合図”と共に、打球は右翼のフェンスを越えた。これには新井2軍育成コーチも両手を挙げ、観衆からは大きな拍手が惜しみなく送られた。
17日に屋外フリー打撃を開始しており、その際には「次は試合で喜んでもらえるように頑張りたい」と語っていた。今後も横田が次なる目標達成に向け、練習に励んでいく。