阪神・メッセが貫禄投球 KIAと練習試合 打線はロサリオの適時打など12点奪う

 「練習試合、阪神12-9KIA」(21日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神は第5クール2日目、キャンプ4度目となる対外試合を組んだ。昨年の韓国リーグ王者相手に打線が14安打12打点と爆発。まだキャンプ中ながら、3勝1引き分けで攻撃陣の活躍が目立っている。

 試合は初回、「4番・DH」で出場したロサリオが、1死一、二塁から左中間を破る適時二塁打。さらに意表を突く三盗も決めた。新助っ人は三回にも、2死二塁から中前適時打。3打数2安打3打点の活躍で、実戦4試合連続打点。計5試合で11打数8安打(打率・727)9打点、3本塁打と強烈なインパクトを残している。

 また、ドラフト4位の島田(上武大)は、11日のDeNA戦、16日の楽天戦、17日の日本ハム戦に続き、対外試合は全て「1番・中堅」でスタメン出場。五回、右翼越えに“プロ1号”を放つなど、2安打2打点と猛アピールに成功した。

 ディフェンス面では、4年連続5度目の開幕投手が確実なメッセンジャーが、今年の実戦初登板で1回1安打無失点。登板後にはキャンプイン直前の1月31日に、金本監督から「開幕、頼むよ」と正式に通達されたことを明かした。

 2番手で登板した能見も1安打無失点に抑えたが、続く岩田が押し出しを含む3連続四球と、満塁弾を浴びて5失点。ドラフト1位の馬場(仙台大)も6安打を浴び、1死しか奪うことができず4失点で途中降板に。同5位の谷川(九州三菱自動車)が緊急登板でリードを守ったが、馬場にとっては、ホロ苦いデビュー戦となった。

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