糸井、万全開幕メド立った 初実戦は3・10前後 現在状態「70%」
「阪神春季キャンプ」(28日、宜野座)
阪神の糸井嘉男外野手(36)が28日、3月中旬頃の実戦初出場を目指していく考えを明かした。今キャンプでは中盤に下半身のコンディション不良を訴えたことで実戦出場は控えていたが、万全の状態で開幕を迎える道筋が整った。
「3月に入って中盤くらいからしっかりやっていきたいです」と力を込めた糸井。キャンプ打ち上げ時の状態として「70%」と明かし、「あと1カ月近くあるので、そこでしっかり仕上げて、143試合、執念を見せて戦いたいと思います」と言う。
片岡ヘッド兼打撃コーチも3月10日の中日戦(甲子園)前後から実戦出場予定であることを明かし、「そこから(開幕まで)10試合くらいあるので、その中で仕上げてほしい」と語った。昨年の実戦出場も3月中旬だったが、今年は明らかに状態が違う。一部別メニュー調整はあったものの、右膝関節炎で思うような調整ができなかった昨年とは雲泥の差だ。
「去年に比べたら、(去年は)プールしか行ってなかったんで(笑)。グラウンドでできるっていう、初めてキャンプをした感じがします」と充実の表情を浮かべた背番号7。初日から逆方向へ何本も柵越えを放り込むなど、浜風に負けないパワーを手にした確信も得られた。
「順調と言えば順調です。あとは実戦に入っていって、開幕にいい状態で迎えられるようにやるだけです」と胸を張った糸井。やるべきことを消化できた2月が、間違いなく、移籍2年目の奮闘へとつながっていく。
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