片岡ヘッド、福留不在の“3番テスト” 今月上旬OP戦7番勝負!
阪神の片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)が1日、3月上旬のオープン戦を“3番テスト”期間に充てることを明かした。現時点で金本監督の構想では、3番・福留、4番・ロサリオ、5番・糸井。最年長の主将には休養日を設ける考えで、若手を中心に福留不在時の代役探しが始まる。
「これからいろいろ試して行く。主力が出始めて全員そろうのは甲子園の最後の方になる」。カギを握る参謀が今後の見通しを明かした。言葉通りなら、ベテランが本格的に実戦に出場し始めるのは13日のヤクルト戦あたり。若手にとっては、それまでの7試合がアピール期間になりそうだ。
キャンプ中の対外試合では高山と糸原が2度、中谷が1度だけ3番に入った。福留の不在時の「3番・左翼」に代役を置くのか、打順を入れ替えるのか…。
「考えながら試していく。下からの報告で使ってみたい選手も何人かいますし」と片岡ヘッド。2日から上本、緒方が1軍に昇格してくる。“準3番”を争う7番勝負。サバイバルが始まる。