糸原、3試合連続打点 左越え2点二塁打 開幕ショート当確へ

5回阪神1死一・二塁、先制の2点適時二塁打を放つ阪神・糸原健斗。投手・楽天・則本昂大=草薙球場(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、楽天-阪神」(16日、草薙総合運動場野球場)

 阪神の糸原健斗内野手(25)が五回、先制を呼び込む左翼への適時二塁打を放ち、3戦連続で打点を挙げた。

 両軍無得点のまま進んだ五回、先頭打者の原口が中前へはじき返し出塁。その後、1死一、二塁となった場面で、絶好調・糸原が3打席目を迎えた。追い込まれてからもファウルで2球粘り、迎えた6球目。左翼頭上を越す大きな打球で、走者2人を生還させた。

 初回にも、フルカウントから中前へはじき返しており、チーム初安打を放っていた。試合前まで打率は・333。13日、14日と行われたヤクルト戦(甲子園)でも打点をマーク、3戦連続と勝負強さも発揮している。

 金本監督も「チャンスでの集中力がある。あと食らいついていく姿勢とか、振り負けないとか」と絶賛していた。春季キャンプ中に名付けられた「コ(小)サリオ」のあだ名がますます定着する活躍を見せている糸原。開幕ショート当確へ、また一歩前進させた。

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