阪神打線が爆発 ラッキー7に8安打8得点 高山は2ラン含む1イニング2安打

7回阪神2死二塁、右越えに2ランを放つ阪神・高山俊。投手・楽天・宋家豪=草薙球場(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、楽天-阪神」(16日、草薙総合運動場野球場)

 猛虎打線が爆発した。訪れた阪神の“ラッキーセブン”の攻撃。一挙8安打、8得点と一気に試合を突き動かした。

 先頭打者の高山、陽川が連打でチャンスメーク。すると5番・大山がフルカウントから右翼への適時2塁打を放った。さらに伊藤隼も続き、この日3打点目となる快音。その後も1死を挟んで、8番・原口、9番・坂本の下位打線でも「H」ランプをともし、この勢いをさらに加速させた。

 6点を奪い、なおも続く攻撃。とどめを刺したのは、定位置ダッシュに燃える3番・高山だ。2死二塁で迎えた、この回2度目の打席。141キロの直球を強振し、右翼への2ランを浴びせた。

 14日のヤクルト戦(甲子園)では、5安打で接戦を落とすなど、貧打に苦しんでいた阪神打線。金本監督も「野手が心配」と話していた。その不安を取り除くかのような、打者11人の猛攻。12-1と大きなリードを奪った。

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