金本監督、西岡を“ジョーカー”に指名 外野も遊撃も二塁も使える
阪神の金本知憲監督(49)は19日、西岡剛内野手(33)を選手起用の“ジョーカー”に指名した。福留の休養日など、チームに生じた穴にはめこんでいく考えだ。
「ベンチにとってすごくありがたい選手でね。守っていても、塁に出ていてもチョロチョロしてくれるから。相手にとってはすごく目障りな選手。剛の力は絶対に必要ですし」と評した指揮官。「孝介が休みのときにも使えるし、糸原がどうしても苦手な左投手が来たときにショートでも使えるし。セカンドでも使えるし、欠かせないパーツです」と多彩な起用パターンを検討していく方針だ。
すでに17日の中日戦では左翼の守備に就いており、今後も実戦で起用する予定。143試合をバランスよく戦いぬくために、西岡の力が欠かせない。