福留、実戦少なくても「不安ないよ」 移籍後最少打席で開幕へ

 阪神の福留孝介外野手(40)が21日、2戦連続の雨天中止による調整不足説を一蹴した。オープン戦の打席数は13年の阪神移籍後最少となる見通しだが、23日からのオリックス3連戦(京セラドーム)で「やることをしっかりやれれば。調整に不安はない」と強調した。

 室内練習場から球場ロッカーへ、雨を避けるように小走りで向かった主将。「天気には勝てないよ」とサバサバした表情で明かし、実戦での打席数が少ないことには「不安はないよ。あと3試合でしっかりやれれば。チームに悪い雰囲気もないしね」と明かす。

 例年、オープン戦では30打席前後を消化し、開幕へ臨んでいた背番号8。ただ今季は雨天中止などで、まだ12打席しか消化できていない。オープン戦も残り3試合。最大で15打席前後しか生きたボールを見る機会はないが、その力強いスイングが「不安はない」という言葉に確かな説得力を持たせる。

 屋内でのフリー打撃ではフルスイングしていないように見えても、打球の鋭さは他の若手と比べても群を抜いていた。しっかりとした形で打てている証拠。開幕3連戦で戦う巨人には同じメジャー帰りの上原が復帰したが「対戦が楽しみでもあり、やりたくない相手でもある」と独特の言い回しで3月30日を見据えた。

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