60戦クインテット盤石 桑原、マテオ快投 ドリス1失点も「いい状態」

 無失点に抑えた桑原
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 「オープン戦、阪神2-6オリックス」(24日、京セラドーム大坂)

 懸案材料などない。1失点こそ許したが、不安視する必要はない。猛虎の誇る60試合クインテットが“全員登板”。誰もがそろって口にしたのはシーズンへの自信の言葉だ。

 走者を背負っても生還させない。まずは桑原が七回のマウンドへ。1死から2人の走者を出したが、直球とスライダーのコンビネーションで後続を寸断。23日のウエスタン・中日戦に続く連投で「ランナーを背負いながらも抑えられたので」と手応えだ。続く八回のマテオは最速153キロの直球を軸に1回をパーフェクト。「去年より状態はいい」と2三振を奪った。

 守護神のドリスこそ九回2死二塁から小田に左翼への適時二塁打を許したが「春のキャンプよりもいい状態でシーズンを迎えることができる」とノープロブレム。高橋聡と岩崎はこの日のウエスタン・中日戦で、それぞれ1回零封と状態の良さを見せつけた。

 指揮官の期待も膨らんでいく。「マテオもだいぶスピードが出ていたし、ドリスもボールは走っててフォークも落ちていた」と金本監督。信頼感に揺るぎはない。

 屈強なブルペン陣は健在。オープン戦は残り1試合。マテオが発した言葉が力強い。「(25日も)投げる予定。そこで完全にシーズンを迎える準備をしたい」。今季も一丸で白星を呼び込んでいく。

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