糸井インタビュー(1)開幕戦菅野撃ちに自信「好球必打で初戦を取りたい」
阪神の糸井嘉男外野手(36)が、デイリースポーツ単独インタビューで初戦必勝を誓った。開幕戦となる3月30日・巨人戦(東京ドーム)は菅野との対戦が確実。昨季沢村賞の難敵との対戦だが、「好球必打で初戦を取りたい」と気を引き締めた。また、シーズンの公約として『お立ち台7回以上』を宣言。移籍2年目に向けた思いを存分に語り尽くした。
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-2018年のシーズンの開幕が目前に控えている。
「そうですね。もちろん期待と不安、緊張…そういうのは日に日に湧いています」
-開幕戦は過去10試合の出場で打率・357、8打点。2014年と昨年は猛打賞。3打点で広島・ジョンソンを攻略した。
「全く気にしたことはないですね。なぜなら、ロングシーズン。あまり考えたことはないです」
-巨人戦は菅野と対戦が予想されるが。
「でも12球団、どこもNo.1の投手が投げてくる。しかも菅野はセ・リーグNo.1の投手。沢村賞も取って賞を総なめした、最高の投手との対戦だと思う。昨年もジョンソンは沢村賞獲得した中での対戦だった。2年連続の沢村賞投手との対戦。いいんじゃないですか。なんとかみんなで執念を見せて、絶対に勝ちたいと思います」
-初戦に勝てば勢いもつく。
「もちろん勝ちたいですし、一発目は取りたいと思います」
-菅野をどう打つ。
「教えてくれ-!!。でも、やっぱり好球必打で、しっかりと打てる球を仕留めないと。どんどんチャンスも少なくなると思うので。投げミスは少ないし、コントロールもいいから。狙い球を絞って、しっかり打つこと。やっぱりそれしかないでしょうね」
-試合の序盤がポイントになりそうだ。
「分からん!!(笑)。でも、チャンスは少ないと思うので。それを生かせるようにしないと、なかなか点は取れない投手というのはね。誰もが思っている通りいい投手なので。なんとか勝つために。その展開にもよりますけど、どんどん攻めていきたいですね」
-先制点を早く、ということになる。
「そんなにうまくいったらいいですけどね」
-どんな準備を。
「ビデオとかは見ますけどね。映像を見てイメージを膨らませて、部屋で素振りをしたりはしています」
-できれば、本紙にシーズンの公約を。
「う~ん。そうですね…。お立ち台にたくさん上がれるように。公約失敗したら、どうなるの!!(笑)。でも、背番号の7回以上は上がりたいです」
-その理由は。
「なんとか試合を決める活躍がしたい。ここ一番で活躍がしたいというのはあります」
-目前に迫る2018年シーズン。どういう1年にしたいのか。
「やっぱり優勝したい。もう、それしかないですね。特に僕はFAで来ていますから。勝つために補強されていると思うので。まずはチームが勝つためにしっかりと頑張って。その中で今年は、タイトル争いをするぐらいの活躍をしたいと思っています」
(以下2に続く)