阪神大山、菅野から1号2ラン 右翼席への一撃に「次のバッターにつなごうと」
2枚
「巨人-阪神」(30日、東京ドーム)
阪神の大山悠輔内野手(23)が、追加点を奪う笑顔の2ランを放った。
打球が沈黙する右翼席に着弾すると、ニヤリと笑った。2死一塁で迎えた三回。大山が、1ボールからの2球目をガツン。打球は虎党の歓声に押されるかのように、スタンドギリギリへと入った。2点を追加した。
開幕戦のチーム2本塁打以上は、2009年以来の9年ぶり。広報を通じて、大山は「次のバッターにつなごうという意識でコンパクトにバットを出すことができました。追加点を取ることができてよかったです」と振り返った。
自身初の開幕1軍&開幕スタメン。難敵・菅野を相手に大爆発だ。二回の第1打席は左前打をマークし、高山の適時内野安打で生還。29日の開幕前日練習後には「がむしゃらにというか、泥くさくやっていきたい」と話していた。チームに勝利を呼び込む活躍を見せている。