福留 タイムリー&好返球 敗戦に「切り替えて」
「巨人8-4阪神」(31日、東京ドーム)
好打も好守も勝利には結びつかなかった。厳しい表情を浮かべて帰路につく阪神・福留は「終わったことはしょうがない。反省も必要だけど、切り替えて」と言った。状態がいいからこそ、勝ち越しがかかる第3戦を見据える。
三回には貴重な追加点となる右前適時打。続く五回にも右前へクリーンヒットを放った。痛烈な凡打も含めてすべてファーストスイングで捉えており「ファウルにせずつかまえられているのはいいことだと思う」と確かな手応えを口にする。
五回にはゲレーロが放った左中間フェンス直撃の打球をうまく処理し、二塁へ好返球して刺した。打球を追った際に「ちょっと目測を誤ってしまった。俺のミスだった」と言いながらもスキのないバックアップを見せた。