秋山痛恨…岡本に食らった逆転V3ラン 高山拙守も「僕がカバーできないと」

 「巨人3-2阪神」(1日、東京ドーム)

 怒気を含んだ言葉が並ぶ。試合後の通路。阪神・秋山は前を向いて歩いた。6回5安打3失点で黒星スタート。先発投手として及第点の内容にも充足感はない。期待値を高めた分だけ、自身へのいら立ちが募った。悔やんだのは結果に対する1球ではなく、過程で坂本勇、ゲレーロに投じた2球だ。

 「どうにかできたのかな…と思います」

 四回だ。2点リードで迎えた主軸との対戦。先頭の坂本勇に1ストライクから2球目、高めの直球を中前に運ばれた。続くゲレーロにも2球目。139キロを狙われた。中堅左に低く伸びた、ライナー性の打球。高山が追い付き、グラブに当てながらも捕球することができず、二塁打となった。

 続くマギーは空振り三振に仕留めたが、岡本に初球を左翼席最前列に運ばれた。「シンプルに力負けです」と振り返った1球。味方の拙守もあったが、最後まで自分を責めた。「高山も必死。僕がカバーできる投手にならないといけない」。止めきれなかった流れを悔やみ、敗戦につながった3球を猛省した。

 「結果的に球数も多かったので。一人、一人に全力になってしまう。抜くところを作らないと、長いイニングは見えてこない」。最後まで悔やんだ109球だった。12勝した昨季以上の成績を誓い、180イニングをノルマにする1年。反省と自覚の言葉を糧とし、次戦は黒星を白星に変える。

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