ロサリオ、再現弾で連敗ストップだ 虎新助っ人初の開幕4戦連続打点で歴史刻む
阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が2日、4日からのDeNA2連戦(横浜)を「第2の開幕戦」と位置付けた。先発が予想される飯塚は2月11日の練習試合(宜野座)で、“来日1号”を記録した相手。再現弾でまずは連敗を止める。
「どのチームもまだ情報がないので、開幕戦のつもりで臨みたいね」。DeNAとの2連戦を前に助っ人は仕切り直しを強調する。巨人との開幕3連戦は1勝2敗と負け越したが、勝負強さを存分に見せつけた。初戦で来日初安打初打点を記録。3戦目には野上から、豪快な来日初本塁打をマークした。
3試合を終えて12打数4安打3打点。好スタートを切った。迎える4日のDeNA戦は飯塚が先発予定。思い出されるのはキャンプ中の練習試合だ。今年初の対外試合となったデビュー戦で初回、真ん中低めの140キロ直球を左翼席に運んだ。三回は中前適時打で計3打点。好印象を残している相手だ。
この日は宿舎で休養に充て、3日の練習から再始動する。4番が固定されたチームは、開幕3連戦で計30安打11得点。新外国人選手が、開幕から4戦連続打点となれば球団史上初。待望久しかった助っ人砲が、歴史の1ページに名を刻む。