金本監督、高山の先発示唆 1日G戦で守備ミス「2試合分ぐらい返して…ヒットでね」
阪神・金本知憲監督(50)が3日、1日の巨人戦(東京ドーム)で守備のミスがあった高山俊外野手(24)を4日のDeNA戦でスタメン起用することを示唆。「(右の飯塚だから)出るでしょう」と、ミスを取り返すような挽回の一振りに期待を寄せた。
「(取り返してほしいかと問われ)そうやね。2試合分ぐらい返してもらわないと…って言ったら力むから(笑)。2試合分ぐらいクリーンヒットで塁に出たり、ランナーをかえしてくれたりで。クリーンヒットでね」
1日の巨人戦でゲレーロのライナーに追い付きながら捕球し損ね、そこから秋山が逆転3ランを浴びた。痛いミスだったが、すべては終わったこと。次の試合で取り返してくれればいい。
この日の外野の守備練習でも、高山は前向きに取り組み、汗を流した。まずはそういった姿勢が重要で、金本監督も「そういう姿勢も大事だし、当然と言えば当然」と話す。同じことを繰り返さないよう、気持ちを込めた姿に期待した。
この日、指揮官は50歳の誕生日を迎えた。「もう50やで。うれしくはないよ。まだまだ体力はあるから」と笑った。50代最初の試合で、高山が勝利につながる活躍を見せてくれれば、これほどうれしいことはない。